ブラジル国内ニュース 最高裁=「軍は権力の調停者ならず」=投票した全判事で見解一致 2024年4月4日 最高裁が3月から行っていた軍の行動と従属の限界に関するビデオ審理の投票が進み、1日に、憲法には「軍が権力の調停者になりうる」との解釈はないとの判断が過半数に至った。同日付G1サイト(1)などが報じている。 「軍の活動範囲の限度」に関する審理は、民主労働党(PDT)の訴えをうけたものだ。これは、ボルソナロ政権時代に、ボルソナロ派の国民中心に、憲法142条を「大統領は危機的状況に際し、連邦議会や最高裁に対して軍を差し向けることができる」と解釈する人が現れたことが背景にある。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について関連記事:《記者コラム》かつてない緊迫した対立関係に=大統領+最高裁VS連邦議会世論調査=国民の8割が民主制尊重=大統領に3権調和求める最高裁=遺族年金額変更の憲法改正=減額に違憲性なしの判断下す虚偽発言は報道にも責任=最高裁判決に反発広がる希望のお茶会、1日に最高裁秘密予算審理、違憲判断が優勢=19日に残り2判事が決断=連邦議会は代替え案を準備ボルソナロ派数千人が3権中枢施設襲撃=議事堂や最高裁、大統領府=過去最悪の損壊に国際的非難賛成多数=特別職権犯罪は最高裁=離任後も同法廷が扱う 前の記事ルーラ=末息子に家庭内暴力疑惑=同居の女医が被害届提出次の記事トランスペトロ=初の大型太陽光発電所=年間180万レの経済効果 最新記事 【26日の市況】Ibovespaは1.22%高の127,492.49ポイント=商業ドルは再び上昇して5.65レアルと0.18%上昇 2024年7月27日 ブラジル日本商工会議所協賛企画=現地で活躍する日系企業の今(33)=自動車部品で世界を「つなぐ」=矢崎ブラジル社 2024年7月27日 ベネズエラ=世論調査では野党圧勝=怪しい公正な選挙実施=挑発続けるマドゥーロ 2024年7月27日 特別寄稿=言葉は心の顔=日本語学習に奮闘する外国人就労者=サンパウロ在住 毛利律子 2024年7月27日 ジーコ=パリのホテル前で強盗被害=120万レアル相当を盗まれる 2024年7月27日