《記者コラム》「ボルソナリズムを打破した」で波紋=「最高裁は公正」という幻想
三権のうちで最も守られた立場の最高裁
ブラジルにおいては「三権分立」のうちの2権、連邦議会(連邦議員)や行政(大統領)は頻繁に罷免される存在だが、司法(裁判所)は比較的辞めさせられることはない。特に司法の最高位、最高裁判事は事実上アンタッチャブルだ。
2018年10月3日付スペルインテレッサンチ誌記事(1)によれば、ブラジル共和国129年間の歴史で、直接選挙で選ばれて任期を全うできた大統領は36人中12人しかいない。3分の1だ。これを1926年以降に絞るとさらに残念な結果になり、25人の大統領のうち一般投票で選出されて任期を全うしたのはわずか5人と5分の1に...
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