U20南米選手権=直接対決制し、ブラジルが優勝=同部門で12年ぶりの南米一

 コロンビアで行われたサッカーのU20(20歳以下)の南米選手権でブラジル代表が優勝を飾った。12、13日付現地紙、サイトが報じている。
 11日現在のブラジルは、6チームで争う決勝リーグで3勝1分で2位だったが、4連勝で首位を行くウルグアイとの直接対決となる12日の最終戦での逆転を狙っていた。
 この日の試合ではボール占有率、シュート数でもウルグアイを上回りながらも、なかなか得点が奪えなかった。だが、後半41分、イングランドの名門チェルシーへの移籍が決まっているミッドフィールダーのアンドレイ・サントスがヘッディング・シュートを決めて均衡を破った。また、試合終了間際にはコリンチャンスの17歳ペドロがロングシュートを決め、だめ押し。結果、2―0でウルグアイを下し、逆転優勝した。
 ブラジルは、エンドリック(パルメイラス)、マルコス・レオナルドにアンジェロ(共にサントス)という、レギュラー入りを期待された選手が招集を見送られながらも、優勝を飾った。
 同大会でブラジルが優勝するのは2011年以来12年ぶり。12年前の優勝メンバーにはネイマール、カゼミロ、ダニーロ、アレックス・サンドロなど、後の本代表レギュラーが含まれていた。
 ブラジル代表はこの後、ウルグアイ、コロンビア、エクアドルと共に、5月からインドネシアで行われるU20W杯に出場する。

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