ブラジルへ渡った広島被爆者の人生=サンパウロ市劇場で28~29日

上演ポスター
上演ポスター

 広島被爆者をテーマとした演劇「広島生存者の3人(Os três sobreviventes de Hiroshima)」が、サンパウロ市ジョアオ・カエターノ劇場(Rua Borges Lagoa, 650, Vila Clementino)で28~29日に公演される。
 「広島生存者の3人」では、被爆者の3人がブラジルへ移住し、現在に至るまでのそれぞれの人生経験を語っていく。3人のモデルとなったのは、森田隆、盆子原国彦、渡辺淳子さんらだ。実際の被爆者の証言や、写真、被爆者らが演奏した当時の歌などが内容構成に活かされている。
 上演時間は約60分。28、29日午後9時から上演。入場料は20レアル、学生などは半額。詳細の問い合わせは同劇場(11・5573・3774)まで。入場券の事前購入は(https://www.sympla.com.br/evento/mostra-teatral-sobreviventes-hiroshima-e-holocausto/1600786?lang=PT)から可能。
 30、31日にはナチスドイツがユダヤ人などに対して行った絶滅政策「ホロコースト」を題材にした演劇「ホロコースト生存者(Sobreviventes do Holocausto)」も行われる。ホロコースト生存者3人が、ホロコースト前、最中、後の生活について語っていく。

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