第61回バストス卵祭り=3年ぶりの対面開催

バストス卵祭り名物の「卵富士」
バストス卵祭り名物の「卵富士」

 第61回バストス卵祭りが13~17日の5日間にわたって、聖州バストス市の渡部喜助(きすけ)展示センター(Rua Pres. Vargas)を中心に開かれる。2020年3月からの新型コロナウイルス感染拡大で同年は中止、昨年はオンラインとドライブスルー形式での実施となり、今年は3年ぶりに本格的な対面での開催となる。
 同祭は、バストス日系文化体育協会(ACENBA)、バストス農村組合、バストス市の共催。期間中は、卵生産関連企業による技術展示コーナーや、卵の管理・商品化をテーマにした技術セミナーも行われる。
 15日(金)午後2時に同祭開会式が展示センターで開催。午後7時から太鼓演奏、カラオケ、平田ノブヒロ氏の歌謡ショーなどが披露される。
 16日(土)は、午前9時から卵祭り記念ロードレース(5㎞)を皮切りに、午後7時から太鼓演奏や地元婦人部らによる舞踊、くじ引きのほか、午後9時半からは「祭りダンス」も実施される。
 17日(日)は、午前11時半からのカラオケをはじめ、午後からは日本舞踊、日本語学校生徒発表会、バイオリン演奏や盆踊りも行われる。フィナーレは午後9時から歌手ウェスリー・サファドン氏の音楽ショーで締めくくられる。
 なお、展示センター内では、ACENBA、婦人部、日本語学校などによる屋台も出店し、焼きそば、うどん等の日本食のほか、名物のオムレツも販売される。
 同祭の詳細に関する問い合わせは、ACENBA(電話14・3478・1209)まで。

最新記事