《ブラジル》サル痘感染者142人に=約3分の2はサンパウロ州で発生

サル痘のウイルス(CYNTHIA S. GOLDSMITH)

 保健省や州保健局などによると、7日朝までに確認されたサル痘の感染者は8州で142人に増えたと同日付現地サイトが報じた。
 保健省によると州別の感染者数はサンパウロ州98人、リオ州28人、ミナス州8人、セアラー州とパラナ州、リオ・グランデ・ド・スル州各2人、連邦直轄区とリオ・グランデ・ド・ノルテ州各1人となっている。
 6日の報道では、サンパウロ州75人、リオ州20人、ミナス州3人(以下変わらず)の計106人だった。
 保健省は7日朝の記者会見で、各州保管局とは密接に連絡を取り合っており、感染が確認された患者や疑似症患者、これらの人々と接触した人達の観察も継続中と語った。
 米州保健機関(Opas)によると、サル痘は主に感染した動物の血液や体液、病変した皮膚、粘液との直接または間接的な接触によって感染する。
 人から人への感染は、感染者の気道から排出された分泌物や感染者の皮膚の病変部、あるいは、患者の体液や病変部から分泌されたもので汚染された物体に触れる事によって起こる。感染経路の中では呼吸器からの飛沫による感染が多いという。性交渉で感染が起こるか否かは確認されていない。
 サル痘は特別な治療法がないが、Opasも、大半は軽症だから病変部に触れないなどの注意を払い、傷の回復を待つよう指導している。
 エイズや白血病、リンパ腫などに罹患したり、臓器移植後だったりして免疫力が低下している人、自己免疫疾患がある人、妊婦、授乳中の女性、8歳未満の子供の場合は重症化する可能性があるという。
 感染時の初期症状は頭痛や筋肉痛、背部痛、リンパ腺のはれ、悪寒、倦怠感で、発症後、1~3日で皮膚の病変が生じる。皮膚の病変が起こりやすい場所は、口、足、胸部、顔、性器の辺部だ。
 感染を防ぐには、傷が完治する前の患者との接触を避ける、タオルや食器などの共用を避ける、手指消毒などを心がける必要がある。

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