駐在員がスマホ強盗被害=停車中に窓ガラス割られ

 在サンパウロ日本国総領事館の安全対策情報によると、5月12日午前8時過ぎ、サンパウロ市アクリマソン区バチスタ・カエタノ街で30代の男性駐在員が乗車中にスマートフォンを強奪される被害に遭った。
 被害者は、渋滞で一方通行二車線の右側に停車していたところ、賊に助手席側の窓ガラスを破壊され、車載ホルダー設置のスマートフォンを強奪された。窓ガラスには防犯フィルムを使用していた。犯行は数秒の内に行われたという。
 被害地点の5メートル程先の道路脇にはフードデリバリー用バッグのようなものを置いていた男が座っていたとし、賊の仲間だった可能性がある。被害者に怪我は無かった。
 被害品は、割られた車両の窓ガラスとスマートフォン。在サンパウロ総領事館では、屋外でのスマートフォンの使用や人目につく形で所持することを出来る限り避け、車内でスマートフォンをナビ代わりに使用する場合、窓の外から見えにくく、手の届きにくい位置に置く等の工夫をするよう促している。
 また、乗車中の強盗被害の多くが、信号や渋滞等での車両停車中に発生しているとし、警戒を呼び掛けている。

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