山形県人会総会=佐藤マリオ会長が再選=来年は創立70周年

総会後の新年会での乾杯。右奥が佐藤会長
総会後の新年会での乾杯。右奥が佐藤会長

 ブラジル山形県人会は13日、サンパウロ市の同県人会館で第69回通常総会と新年会を開催し、約25人が出席した。今年は役員改選が行われ、佐藤マリオ会長(65、三世)が再選された。来年2023年に創立70周年を迎える同会では、記念事業のひとつとして県人および子弟の実態調査を計画している。

 総会の冒頭、先没者の霊に一分間の黙祷を捧げた。続いて挨拶に立った佐藤会長は、新型コロナウィルスの影響により20年、21年は十分な県人会活動が実施できなかったことを振り返り、「今年からは、少しずつ元に戻れることを期待している」と述べた。
 続いて昨年度の事業報告と決算報告の審議、今年度の事業計画と予算案の発表が行われ、いずれも出席者により承認された。年会費は、昨年までの120レアルから130レアルに変更することが承認された。
 21年度は新型コロナウィルスの影響により対面式の行事は見合わせたが、母県山形県とのオンライン交流事業が3回実施された。7月末に県人会の若者5人と山形県酒田市の東北公益文科大学の学生5人による意見交換会が実施され、その後10月にブラジルと山形県の料理を互いに紹介するイベント、11月に花笠踊りの体験イベントが行われ、インターネットを通じて母県の人たちと親睦を深めた。
 今年度は、23年に迎える創立70周年の記念事業のひとつとして、ブラジル国内の県人および子弟の実態調査を計画していることが発表された。会員をはじめ県人・子弟に質問票への記入を呼びかける予定だという。コーディネーターを務める齋藤保副会長が同調査について説明し、協力を呼びかけた。
 常任理事改選では、他の立候補届け出がなかったため、選挙管理委員長の豊田豊名誉顧問が佐藤会長の再選を提案し、佐藤氏を会長とする新理事会および新監査役が出席者により承認された。
 二期目となる佐藤会長は就任あいさつで、豊田顧問から「より多くの若者の参加が必要、県との関係を強化することが必要」と助言を受けたことを紹介し、若い世代の参加に期待を表した。また、23年間務めた県人会第1会計を退任する内谷敏さんに感謝の言葉を述べ、出席者から内谷さんに拍手が送られた。
 県民歌「最上川」を出席者で合唱し、総会を終了。続いて新年会が催され、出席者は婦人部の手料理を楽しみながら歓談した。

 

最新記事