日系クリチバ龍千多会=第2回温習会で17演目披露=福祉団体に食料品など寄贈

舞台を終えて記念撮影する龍千多会メンバー(提供写真)

 日系クリチバ龍千多会(花柳龍千多代表)による第2回温習会が5月26日、パラナ州クリチバ市のクリチバ日伯文化援護協会会館で開催された。小雨降る寒さの中、温習会にはベテランと若手の門下生約40人が日本舞踊や団体踊り、カラオケなど17演目を披露。会場には一般の観客も詰めかけ、同会関係者は「素晴らしい温習会になりました」と満足していた。

 当日は来賓として、在クリチバ日本国総領事館の高瀬晃太郎領事をはじめ、瀬戸ノリヤス市議会議員、クリチバ日伯文化援護協会の高山エヴェルソン恵一会長、同文援協監査役会の原ルイ氏らが出席した。来場者は入場料代わりに、長崎純心聖母会とサンヴィセンテ・デ・パウロ老人ホームへの寄付として基礎食料品等を持参し、400kg以上の食料品をはじめ、衛生品や寄付金が両施設に寄贈された。

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