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「日本移民の祖」水野龍記念碑に放火=24日、ソウザ容疑者を逮捕

 サンパウロ市リベルダーデ区にあるセー第1警察署の捜査官は24日(金)、ラルゴ・ダ・ポルボラにある「日本移民の祖」水野龍の記念碑に放火したダグラス・アルベス・デ・ソウザ容疑者(自称「アマンダ」)を逮捕した。水野龍は、皇國殖民会社を創立して1908年に日本人初のブラジル移住を手がけた人物。

 調書によると、ソウザ容疑者は現場付近で警察官に声をかけられた。監視カメラの映像には、同容疑者が21日(火)深夜2時ごろに記念碑に放火した瞬間が映っている。逮捕時、彼はカメラで確認されたのと同じ服を着ていた。

ソウザ容疑者

 同容疑者は逮捕された後に警察署へ連行され、「あの記念碑が自分と直接〝交信〟していたからやった」と意味不明な動機を主張した。
 水野龍の記念碑は放火で溶ける被害を受け、地元日系住民の怒りにも火をつけた。市遺産管理当局はすでに被害状況を調査し、記念碑を修復するための対策を練っている。
 この広場には、2019年6月に落成式が行われた水野龍記念碑の他にも、1915年に平野植民地を創設した平野運平氏、1913年にサンパウロ土地・木材・植民会社が開設したビリグイ植民地の日本人部代理人だった宮崎八郎氏、「日本人移民の父」とされる上塚周平氏の像もある。

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