マンスリーアーカイブ 11月, 2023

【29日の市況】イボベスパは0.29%下落でドルは0.32%上昇=一般的には指数上昇につながる金利低下にも関わらず今日のブラジル株式市場は下落

 国内外で若干の利食い売りが見られた水曜日(29日)にイボベスパは、アメリカ市場に続き、0.29%わずかに下落し、126,165ポイントで取引を終えた。  金利曲線の低下にもかかわらず、ブラジル証券取引所の主要指数は下落した。通常、金利が...

豊田豊さん=日伯繋ぐ「虹の架け橋」完成=28年越しの夢が実現=除幕式に知事、大使ら500人

 環境芸術家の豊田豊さん(92歳・山形県天童市)が日伯修好通商航海条約128周年を記念して製作した記念碑「虹の架け橋」の除幕式が10月28日午前、パラナ州ロンドリーナ市イビポラン区の野外彫刻ミュージアム「Parque Geminia...

カンピーナス=新たな日本文化イベント誕生=エキスポ・D・ペドロ祭り

 サンパウロ州カンピーナス市のイベント施設「エキスポ・D・ペドロ」で3~5日、同施設主催の日本文化イベント「エキスポ・D・ペドロ祭り2023」が開催された。  会場ではかき氷やクレープ、うどんやお弁当などの日本食販売や生け花、折り...

10月=正規雇用は19万人増=4カ月連続税収減が増加へ

 労働雇用省が28日、10月の正規雇用は19万366人増え、今年の累計は178万4695人になったと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)(3)(4)が報じた。  全就労・失業者台帳(Caged)によると、10月の...

JICA横浜=移住促進に幻燈スライドの歴史=オンラインセミナー10日

 JICA横浜海外移住資料館は10日午前10時30分~正午(日本時間)、オンラインツール「Zoom」上にて、近畿⼤学⼯業⾼等専門学校⽥中和幸教授によるオンラインセミナー『ブラジル移⺠促進のために使われた幻燈スライドと野⽥良治』を実施する。定...

桑名元総領事、ブラジル勤務振り返る=オンラインセミナー、5日

 ブラジル中央協会(大前孝雄会長・東京都所在)は12月5日午前10時~午前11時30分(日本時間)、オンラインセミナー「桑名良輔氏、3年2か月に及んだサンパウロ勤務を振り返る」を会議アプリ「Zoom」上で開催する。  講師を務める...

《記者コラム》違いは豊かさを生む鍵=差別の理由とするなかれ

 20日が黒人の意識高揚の日だったこともあり、11月の国内メディアでは、人種差別や人種格差にまつわる記事、それらと闘う人々の話などが他の月よりも多かった。  だが、差別や格差を生むのは人種の差だけではない。男女の性別における給与や...

《特別寄稿》日本の敗戦と「勝ち負け」抗争 《下》=裁判で国外追放や禁固刑はゼロ=保久原 淳次 ジョルジ 翻訳者:宮原朋代

(※ブラジル沖縄県人移民研究塾同人誌『群星』2023年8月号より、許可を得て本文と写真を転載) 迷信、詐欺、犯罪   このように情報不足の環境の中で様々な迷信が普及され、その上日本の勝利は確かだという誤った情報を広めようと、超国...

「私は姉の弟と結婚してます」=困惑する愛の物語が話題に

 弁護士でインフルエンサーのアリアジニ・バロスさん(27)は、夫カルロス・ジュニオールさん(27)が「姉の弟」であることをSNSで明かし、多くの人々に疑念を抱かせ、混乱を招いて話題となっている。二人は2022年2月から結婚しており、...

10歳児が感電した母の命救う=「とっさに授業を思い出した」

 ジョゼ・ガブリエル・ゴメス・ボテリョくん(10歳)は、母親が感電してショック状態なのに気付き、急いで配電盤のスイッチを切ったことで命を救った。彼の機転と迅速な行動が大きな話題となっている。25日付テラ・サイト(1)が報じている。 ...

ジノ最高裁判事候補=上院で強い反発の動き=承認は有力視されるも=法相の後任候補は4人

 【既報関連】フラヴィオ・ジノ法相がルーラ大統領から最高裁判事への指名を受けたことに関し、承認は予想されているものの、反対派から強い拒否反応が起こっている。他方、ジノ氏が法相を離れた後の後任選びも加速化している。29日付フォーリャ紙...

上院が農薬規制緩和法案可決=24年越し、残るは大統領裁可

 上院本会議は28日、ブラジルにおける農薬の生産、登録、商業化、使用に関する新たな法的枠組みを創設する「農薬規制緩和法案(1459/2022号)」を承認した。同法案は農薬の使用許可をより柔軟にするもので、24年間にわたり審議されてい...

名ギタリスト=ラニー・ゴルジン死去=トロピカリズモの名盤参加

 ブラジル音楽界を代表するギタリストで、ブラジル音楽の数々の名盤に参加したことでも知られるラニー・ゴルジンが、自身の72歳の誕生日の28日に亡くなった。同日付G1サイト(1)やフォーリャ紙(2)が報じている。  1951年にロシア人の父と...

ボリビア=メルコスル加盟に前進=ブラジル上院が正式に承認

 上院は28日、ボリビアのメルコスル加入を承認した。同日付アジェンシア・ブラジル(1)などが報じている。  ボリビアの正式加入承認は、報告官のシコ・ロドリゲス上議(ブラジル社会党・PSB)が外交委員会に提出した意見書が、委員会と本会議で承...

「50ドル以下の輸入品課税も」=アウキミン副大統領が発言

 商工サービス相を兼任するジェラルド・アルキミン副大統領は28日、50ドルを超える輸入品に対する課税を復活させる可能性を認めた。同日付メトロポレス(1)が報じている。  これはこの日行われた商工省内のフォーラムの席でのアウキミン氏の発言...

ゴイアス州=たった一人で献血38リットル=既に約180人の命を救う

 「全国献血者の日」の25日、ゴイアス州ゴイアニア市のルイ・フェレイラダ・シルヴァ・ジュニオル氏(42)が、同市の州立ゴヴェルナドール・オタヴィオ・ラジェ・デ・シケイラ救急病院(Hugol)から表彰されたと27日付G1サイト(1)が...

ルーラ=ジノ氏を最高裁判事指名=上院試問は厳しい攻防か=承認は確実と伯字紙報道

 ルーラ大統領は28日、最高裁次期判事に現法相のフラヴィオ・ジノ氏、連邦検察庁長官に現副長官のパウロ・ゴネ氏を指名した。両職は9月に前任者が退任しており、2カ月遅れての指名となった。承認のための上院での口頭試問(サバチーナ)が早くも...

世界銀行=生産性向上や教育改革提言=20年後の未来展望を報告

 世界銀行が、ブラジルは今後数十年間に及ぶ発展を可能とするような改革の機会に恵まれているが、達成には生産性や包括性、持続可能性の好循環に入る必要があるという報告書をだしたと26日付エスタード紙(1)が報じた。  2042年に焦点を...

COP28=ルーラがアラブ外交展開=オイルマネー投資誘致で

 【既報関連】ルーラ大統領は27日から8日間の外遊を開始し、オイルマネーを求めてサウジアラビアを訪問中だ。また、カタールではガザ地区にいるブラジル人の本国送還に関する支援を要請。その後はアラブ首長国連邦で国連気候変動枠組条約締約国会...

世界最大級のエンタメ祭典=CCXP23が30日開幕

 世界最大級のポップカルチャーの祭典「CCXP23」が今年も開催される。11月30日〜12月3日までの4日間、サンパウロ市ジャバクアラ区のサンパウロ・エキスポ・エキシビション&コンベンション・センターで、コミック、映画、テレビ、アニ...