デイリーアーカイブ 6月 16, 2023

【15日の市況】Ibovespaは今年の最高スコアを更新、ドルは4日連続の下落 燃料価格引き下げのニュースを受けて下落したペトロブラス株が上値を抑えた

 Ibovespaは、2%上昇した昨日のセッションのような勢いはなかったが、これまでに蓄積された利益を維持し、119千ポイントとなった。ここ数日の出来事とは異なり、今日はブラジル証券取引所がニューヨークの株価指数の動きから離れた。そこでは、...

「拉致は過去の問題ではない」=サンパウロ市で『めぐみの誓い』上映会

 「拉致は過去の問題ではありません。今現在も行われている可能性があります。日本の大問題に目を背けないで」。拉致失踪会ブラジル支部(鹿田正人代表)は10日午前10時、サンパウロ市の山形県人会館で北朝鮮による拉致問題を描いた映画『めぐみ...

ブラジリアで移民の日イベント=恒例の赤色ライトアップも

 6月18日のブラジル日本移民の日を記念したイベントが、首都ブラジリアで開催される。  在ブラジル日本国大使館は午前9時、ブラジリア国際青年会議所(JCI Brasilia)と、街頭清掃プロジェクト「Projeto Limpa Bra...

小説=流氓=薄倖移民の痛恨歌=矢嶋健介 著=13

 会話がちぐはぐであるが、ユーモラスだ。永い旅の緊張から解放された田倉親子は、ほっとした心の緩みから急に睡魔に襲われて、直ぐに寝床に案内された。  耕地における第一夜が明けた。昨夜、闇の中で見つめた地獄絵かとも恐れた自然は、すごく爽やかで...

《記者コラム》アストラッドの死がブラジルで話題にならない理由

 5日、かの「イパネマの娘」を歌ったことで知られる女性歌手アストラッド・ジルベルトが亡くなった。ボサノバの存在を世界に知らしめた人だけにその訃報は国際的に注目された。だが、ブラジルでの扱いは想像をはるかに下回るものだった。  ヒタ...

《特別寄稿》いよいよ超百寿者時代到来=「アラッ! 気付いたらもう百歳だわ」=ヴィラカロン在住 毛利律子

 私は今、一時帰国で日本に滞在しているが、超高齢化社会の真っただ中にいることを、何かにつけて痛感している。コロナ禍も明けた賑やかな日本で先日、久しぶりに人生の大先輩、90歳代没イチ淑女連の宴会に御呼ばれした時のことである。  ちな...

S&P格付け=「安定」から「良好」に=2019年以来の好判定=市場の反応も今年ベスト

 米国の格付会社スタンダード&プアーズ(S&P)が14日、ブラジルの格付けを「安定」から「ポジティヴ(良好)」に引きあげた。S&Pがブラジルを「良好」と評価したのは2019年12月以来のことで、市場も今年に入って最高の反応となった。...

カンピーナス=同じ農場、ダニ熱で4人死亡=全国死者の62%がサンパウロ州に集中

 【既報関連】8日に亡くなった女性がロッキー山紅斑熱(通称ダニ熱)に感染していたことが判明後、恋人の男性や別の女性達も同病で死亡していたことや疑似症患者の発生が確認され、市や州が警告を発したと13~15日付G1サイトなど(1)(2)...

アメリカーナス、不正行為の存在認める=架空の広告代巨額累積

 1月に200億レアルに及ぶ不正会計があったと報告した国内小売大手ロージャス・アメリカーナスが13日、社内で不正行為が行われていたことを認める報告書を出した。13日付フォーリャ紙など(1)(2)(3)(4)が報じている。  アメリ...

サントス・ドゥモン空港=今後はサンパウロ市と首都への便のみ=残りはガレオン空港に集中へ

 リオ市のエドゥアルド・パエス市長は14日、同市のサントス・ドゥモン空港に関し、今後は聖市とブラジリアの2路線の運航に集中させることになると発表した。同日付G1サイト(1)が報じている。  このことはこの日に行ったルーラ大統領との会談直後...

俳優殺人事件=元プロデューサーを逮捕=男娼に殺害を命令か

 リオ軍警は15日、俳優ジェフ・マシャドを殺害した容疑で、主犯と見られている元プロデューサーのブルーノ・デ・ソウザ・ロドリゲス容疑者を逮捕した。15日付G1サイト(1)などが報じている。  ブルーノ容疑者は、5月24日に同容疑者の借りてい...

サンパウロ市=電車4線で故障が続発=今年に入り問題多発の中

 サンパウロ市で15日朝、地下鉄、CPTMの計4線で故障が発生。市内の交通に大混乱が生じた。15日付G1サイトなど(1)(2)が報じている。  地下鉄5号線では4時42分、モエマ駅とAACDセルヴィドール駅間で信号の故障が発生。これにより...