中東情勢不安がブラジル農業直撃=肥料急騰と肉輸出停滞リスク

ホルムズ海峡の衛星画像(出典:NASA Earth Observatory,via Wikimedia Commons)

 中東地域におけるイスラエルとイランの軍事衝突に加え、米国の介入が緊張を一層高め、ブラジルの農業セクターにも深刻な影響が及び始めている。特に、肥料の主要品目である尿素の供給不足と価格高騰、さらにイスラム法に従って処理されたハラール肉を中心とする中東向け輸出における物流の混乱が顕著となっており、今後のアグロビジネス全体に持続的な打撃を与える可能性があると24日付グローボ・ルラルなど(1)(2)が報じた。

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