デイリーアーカイブ 10月 22, 2022

有権者79%が民主主義を希望=独裁政治支持は過去最低=ボルソナロ派も8割民政望む

 大統領選の決選投票を10日後に控えた時点で、国民の79%が民主主義を望み、1964〜85年のような独裁政権を求める人は過去最少となっているとの世論調査の結果が公表された。この数字は、民政復帰後で最も高い数字だ。20、21日付現地紙...

選挙高裁=虚報拡散防止対策を強化=2時間以内の削除を命令=反論権問題で大統領控訴

 【既報関連】今年の統一選は例年以上に二極化し、虚報の数は2018年の1671%増となっている。今回選挙では虚報拡散による選挙制度攻撃などは出馬資格取消や投票結果無効化などの原因ともなるが、虚報拡散が止まらず、選挙高裁が従来以上に厳...

ビボ下議「生きたまま焼け死なせろ」=SNSで抗議運動学生に暴言

 リオ・グランデ・ド・スル州のボルソナロ大統領派下議が同州内で抗議運動を行う連邦大学生に対し、「生きたまま焼け死なせろ」と発言したことが大問題となっている。同下議が批判した大学には、2013年に200人以上の死者を出したライブハウス...

連警「灰色ゾーン計画」を敢行=銃器の不正取引組織摘発

 連邦警察は21日、偽造文書を使って連邦警察や軍の許可を得て、不法な銃器の売買や取得、携行を扇動していた犯罪組織を摘発するため、「灰色ゾーン計画」を敢行したと同日付現地サイトが報じた。  この作戦は国税庁の協力も得て行われ、サンパウロ州、...

サンパウロ国際映画祭20日から=国内最大規模、通称「モストラ」

 20日より、「モストラ」の愛称でも知られる国内最大の映画祭「サンパウロ国際映画祭」がサンパウロ市ではじまった。20、21日付現地紙、サイトが報じている。  今年で46回目を迎えるモストラは国内で最も多くの映画を鑑賞することが可能なことで...

おしゃべりパパガイオ

 先日付本欄で報じた黒人コメディアン、エディ・ジュニオルが近隣住民から人種差別被害にあった話は反響が大きく、彼が住むサンパウロ市西部バラ・フンダの集合住宅には、エディに「猿」「泥棒」などと罵声を吐き、息子と共に脅迫行為も行った高齢者の女性に...

CBF本部にザガーロ監督像=実寸大の蝋人形で同氏を顕彰

 ブラジルサッカー連盟(CBF)が20日、往年の名選手でブラジル代表チームの監督も務めたザガーロ氏顕彰のための蝋人形の除幕式を行ったと20日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  蝋人形が設置されたのはリオ市バラ・ダ・チジュッカ...

ボルソナロ派、カトリック教会を標的に=神父批判、ミサ中断相次ぐ

 【既報関連】統一選決選投票が間近になり、ルーラ氏支持者が多いとされるカトリック教会がボルソナロ大統領支持者達の過激な批判標的にされる事件が増えている。  サンパウロ州司教区大司教のオジロ・シェレル枢機卿は、赤い法衣を着用した事で...

大井川茨城県知事=県費研修生予算倍増を約束=挑戦する若者育成に期待

 茨城県の大井川和彦知事は12日、サンパウロ市アクリマソン区のブラジル茨城県人会館で行われた同県人会創立60周年記念式典挨拶で、県費研修予算の倍増を宣言した。会場の県人会関係者約170人は、県人子弟の訪日学習機会の増加と県人会活動の...

街角ちょっと見=『ベルサイユのばら』50周年祝す=ブラジルロリータ文化の原典

 ブラジル漫画家協会(Abrademi)は15日から23日まで、サンパウロ市リベルダーデ区のブラジル日本文化福祉協会ビル7階(R. São Joaquim, 381)にて、「ベルサイユのばら50周年展示会」を行っている。  『ベルサイ...

日教寺60周年法要など開催=本門佛立宗、11月5~6日に

 サンパウロ市ビラ・マリアナ区のブラジル本門佛立宗中央寺院日教寺(コレイア日友住職ブラジル教区長)は11月5日午後4時に、同寺移転に伴う安全祈願起工式を同寺(R. Ibaragui Nissui, 166)にて行い、同日午後7時から...

尋ね人=駒場清一ミルトンさん

 駒場清一(こまば せいいち)ミルトンさん(80歳)が今月14日から行方不明になっており、家族が探している。  駒場さんはサンパウロ州ビリチバ・ミリン市在住。14日に自家用車(銀色、Ford Ka、ナンバープレートEDX 3945...

楽書倶楽部65号発刊

 日毎叢書企画出版は15日、『楽書倶楽部65号』を発刊した。随筆、旅行記、自分史のほか、絵画や写真作品など44作品が収録されている。  伊藤喜代子さんの『冗談だよ、と。』では、夫の様子の変化に、違和感を覚えた筆者が、自ら「探偵」に...

連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第65話

 四十八日間の旅は終わった。ブラジルにいた人たちに言わせれば、短い期間だったと言うけれど、私達にとっては余りにも色々な事があり過ぎて、長い期間に思えた。二十五年ぶりに見た、母国日本の変わり様に大きなショックを受けた。ある程度の変化は予想して...