《リオ》ガロチーニョ元州知事の被選挙権復活が一転二転=州知事選出馬はなおも困難

ガロチーニョ氏(Facebook)

 元リオ州知事のアントニー・ガロチーニョ氏(ウニオン)が14日、高等裁によって被選挙権を回復された。だが、すぐにリオの選挙地裁から被選挙権無効の判断を受けた。ガロチーニョ氏はリオ州知事選出馬がうわさされている。14、15日付現地紙、サイトが報じている。
 高等裁は14日、ガロチーニョ氏の被選挙権を回復させた。ガロチーニョ氏は2018年に、妻ロジーニャ氏が知事だった時代の2005〜06年に2億3440万レアルを横領した嫌疑に関与していたとして有罪となっていた。同氏はその当時、リオ州知事選に出馬していたが、無効にされている。
 高等裁のウンベルト・マルチンス判事は「運営不正法の改正」をその理由とした。その改正に従うと、ガロチーニョ氏の出馬禁止期間が切れるのが8月3日で、出馬公示の締め切りの2日前となり、出馬手続きに間に合うためだ。
 だが、その判決の数時間後、リオ州の選挙地裁がガロチーニョ氏は引き続き出馬出来ないとする判断を下した。それは、当該疑惑そのものが無罪になっておらず、フィッシャ・リンパ法に基づき、8年間の出馬禁止が有効であると判断したためだ。
 ガロチーニョ氏は今月1日、2016年にリオ州カンポス・ドス・ゴイタカゼスの市政で局長を務めていた頃の保健対策と引き換えに票を買った容疑に関し、最高裁第2小法廷で「証拠不十分」として裁判を無効にされており、以来、被選挙権回復に向けて前進していた。従来は、この裁判の方が逆転させることが難しいと思われていた。
 ガロチーニョ氏は1998〜2002年に州知事を務めた経験があり、リオ州知事選の世論調査でも6〜7%の支持率で3位につけるなど、これまでの汚職スキャンダルにもかかわらず、根強い支持を受けている。だが、拒絶率は候補者の中でも圧倒的な45%を記録している。

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