ブラジル日本商工会議所(近藤正樹会頭)の企画戦略委員会(林正樹委員長)と総務委員会(上野秀雄委員長)が共催する『2013年度上期 業種別部会長シンポジューム』が2月22日、聖市のホテルで行われた。約150人の進出企業関係者らが出席し、それぞれの分野の専門家による発表に熱心に耳を傾けた。GDP成長率が1%内に留まり、多くの分野の業績がマイナス傾向となった昨年に比べ、今年は緩やかな回復に向かうものの、大きな成長は見込めない傾向にあるようだ。福嶌教輝在聖総領事は「回復傾向にはあるが13年は大きな成長は望めなさそう。ブラジル・コストは依然として大きな障壁だが、世界有数の投資額が集まる国であることは変らず、伸びの著しい北東伯にも期待したい」と総括の講評をした。