赤道直下にあるアマパー州(州都マカパー)。アマゾン河口に浮かぶマラジョー島を挟んだベレンの対岸にあり、1988年に連邦直轄領から州に昇格した人口60万の小さな州だ。1950年代にマタピー、カンポグランデ、ファゼンジーニャ、マザゴンの4カ所に日本移民が入植したが、ほとんどが数年内に脱耕した。現在、同州には約80の日系家族が在住している。(堀江剛史記者)