日本祭=伊藤園がブース出店=「ポテンシャル非常に高い」

日本の大手飲料メーカー「株式会社伊藤園」が当地の日本産品輸入会社「ヤマト商事」と、11~13日までサンパウロ市で行われた「フェスティバル・ド・ジャポン」(県連日本祭)にブース出店し、主力商品「おーいお茶」などを販売した。
伊藤園は1966年に日本で設立され、世界40カ国に「おーいお茶」をはじめとする飲料品を販売している。ブラジルではヤマト商事が輸入し、小売店やレストランなどを中心に卸販売している。
今回のブース出店に合わせて日本から国際営業部の町口司さん(47歳、愛知県)と園田剛士さん(50歳、東京都)が来伯した。
町口さんは、「日本祭は想像以上に盛況で、来場者に自社商品を実際に手に取ってもらえて、とても手ごたえを感じています。ブラジルは、日本産ブランドにとって非常に魅力的な市場として感じていますが、弊社のブランドはまだほとんど知られていないので、今後積極的なマーケティングによって伊藤園ファンを獲得していきたいです」と語った。
ヤマト商事の本田総一郎社長は、「おーいお茶を始めとした日本を代表する商品をさらにブラジルで販売拡大できるよう連携していきたいです」と意気込みを語った。