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アイルトン・セナ=1日で没後30周年に=名を冠した場所400超

2024年5月1日

生前のアイルトン・セナ(Reprodacao/X/Agencia Brasil)
生前のアイルトン・セナ(Reprodacao/X/Agencia Brasil)

 「音速の貴公子」の愛称で知られたブラジルが生んだ伝説のF1レーサー、アイルトン・セナが世を去って1日で30年が経つ。彼の死後、国内には彼の名前を冠した通りが458もあると、4月30日付G1サイト(1)が報じている。
 1994年5月1日、セナは同年の3戦目にあたるF1サンマリノGPの走行中、コースアウトして壁に激突。マシンが大破した。34歳だったセナは脳に損傷を負って病院に運ばれたが、4時間後に死亡宣告が出た。
 国際的なF1人気が絶頂だった1988、90、91年に世界一王者に輝いたセナは、予選からポール・ポジションを積極的に取りに行くという果敢な姿勢で知られ、時には危険も顧みないスピード重視のレース運びで世界中を熱狂させた。現在でも、「史上最高のレーサー」と称されることもしばしばだ。
 そんなセナの没後30年の現在、ブラジルには彼にちなんだ高速道や大通り、広場、街路などが全部で458存在することがわかっている。最も多いのは彼の郷里で、生活したこともあるサンパウロ州で96カ所。中でも、生家のあるサンパウロ市も走るアイルトン・セナ高速道は有名だ。また、サンパウロ市を南北に走る地下鉄1号線北部にはジャルジン・サンパウロ・アイルトン・セナ駅がある。
 以下、リオ州43カ所、バイア州37カ所、ペルナブッコ州33カ所、ミナス・ジェライス州31カ所と続き、ロライマ州を除く、26の連邦自治体に彼の名前を冠した場所がある。
 これ以外にもSenaとだけ書かれた道路が40あるが、彼を顕彰したものかが確認できず、集計外となったという。


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