site.title

IOF増税=モラエス判事が仲裁的判断=議会と政府の主張を含める=預託リスク部分のみ却下に

2025年7月18日

モラエス判事(Bruno Perez/Agencia Brasil)
モラエス判事(Bruno Perez/Agencia Brasil)

 最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事は16日、金融取引税(IOF)に関し、ルーラ大統領が出した大統領令による増税の合法性を認める司法判断を出したと同日付フォーリャ紙(1)が報じた。モラエス判事の判断は、行政府の裁量を一定程度認めつつも、恒常的な税制変更には議会の関与が不可欠であるとの立場を示したもので、立法府と行政府の権限の均衡を図る内容となっていると報じられている。

 今回の司法判断は、IOF増税を定めた大統領令を無効とする法案が、6月25日の連邦議会で承認されたことを不服とした連邦政府が連邦総弁護庁(AGU)を介して行った訴訟に関するもので、モラエス判事が...

会員限定

有料会員限定コンテンツ

この記事の続きは有料会員限定コンテンツです。閲覧するには記事閲覧権限の取得が必要です。

認証情報を確認中...

有料記事閲覧について:
PDF会員は月に1記事まで、WEB/PDF会員はすべての有料記事を閲覧できます。

PDF会員の方へ:
すでにログインしている場合は、「今すぐ記事を読む」ボタンをクリックすると記事を閲覧できます。サーバー側で認証状態を確認できない場合でも、このボタンから直接アクセスできます。

Loading...