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リオ市=柔術の指導者を逮捕=元妻に6時間も暴行

2024年1月30日

 29日、リオ市で元妻に6時間もの拷問を加えた容疑で柔術指導者が逮捕された。同日付G1サイト(1)が報じている。
 逮捕されたのはマルシオ・デ・オリヴェイラ・バレット容疑者(53)で、元妻のアドリアーナ・フレイタス・バレットさん(48)に長時間に及び、暴行を働いた疑いが持たれている。
 事の発端は26日夜、マルシオ容疑者との共通の友人と共に市北部のヴィセンテ・デ・カルヴァーリョでのフェスタに行ったアドリアーナさんが、マルシオ容疑者を見かけ、他の男性に迎えに来てもらうために電話をかけていたところ、同容疑者が近づき、携帯電話を奪った。
 友人たちがそれに気づいて追いかけてきたが、「2人で話がしたい」と言ったので応じたところ、人目につかないところにアドリアーナさんを連れて行った。
 マルシオ容疑者はそこでアドリアーナさんを倒し、蹴りを入れるなどした後、自分の車に連れて行き、その中で、首を絞め、噛みつき、指や手首をひねり、髪を引っ張るなどの暴力を受けた。
 暴行は6時間ほど続き、肉体関係も求められたが、アドリアーナさんは同容疑者が給油しようとして減速した時を狙って扉を開け、路上に身を投げ出した後、人々に助けを求めて、救出された。
 マルシオ容疑者とアドリアーナさんは25年婚姻関係を続け、子供も2人いたが1年半前に離婚。二人は現在も隣のコンドミニアムに住んでおり、昨年は、同容疑者がアパートに侵入し、携帯電話を2度盗んだ上、暴行も加えようとしたため、裁判所に訴え、法的な保護措置を受けていた。
 アドリアーナさんは両目にアザを作った状態でグローボ局の取材に答え、「私にも、彼にも新しい恋人がいるのに、彼は私の新しい関係を受け入れられなかった」と語っている。


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