リチウム生産=1年以内に世界第4位へ=採掘拡大で環境リスクも

シグマ・リチウム社が30億レを投資した、ミナス・ジェライス州ジェキチニョニャ渓谷(16日付エスタード紙の記事の一部)
シグマ・リチウム社が30億レを投資した、ミナス・ジェライス州ジェキチニョニャ渓谷(16日付エスタード紙の記事の一部)

 南米でのリチウム生産が拡大し、ブラジルが1年以内に世界第4位の生産国になる可能性がある。南米は世界のリチウム埋蔵量の約6割を有しており、化石燃料に依存しない電気自動車が奨励される中での需要の高まりで、戦略的な分野となっている。ただ、抽出法によってもたらされる環境リスクがあり、対策への議論も活発化している。16日付エスタード紙(1)が報じている。

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