冬なのに気温40度?=ブラジル全土に熱波起こる
ブラジルは今週、熱波に見舞われ、サンパウロ州で34度、リオ州で40度まで気温が上昇するとの予報が出ている。22日付G1サイト(1)が報じている。
気象予報サイト「クリマテンポ」によると、8月第3週は、北から南に至るまで、熱く乾いた大気団に覆われるため、全国的にかなり暑くなると予想されている。
このような気温を記録するのは通常なら9月か10月だが、今年はその到来が平年より早い。
今年の8月が例年より暑いことは、中西部のマット・グロッソ州の州都クイアバーで今月10日に40・4度を記録したことや、同地域の今月に入ってからの21日間の平均気温が34・7度を記録していることにも象徴されている。
予報によると、23日と24日は、サンパウロ州の最高気温が32度と34度に達する上、リオ州ではほとんどの市で36度から39度、場所によっては40度を記録しそうだという。
全国的にどこも、最高気温が30度を超す暑さとなるが、アラゴアス州などでは40度を記録することも予想されている。
この暑さは26日頃まで続くことになるとみられている。