パウリスタ大通り=3年間一部が通行止めに=地下鉄の連結通路建設で

サンパウロ市パウリスタ大通りのシクリスタ広場~コンソラソン街間が7月27日夜から部分的に通行止めとなっていると7月28日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
これは、地下鉄2号線のコンソラソン駅と地下鉄4号線のパウリスタ駅の間の新しい連結通路を建設するために必要な資材を運び込んだり、保管したりするための建設現場を設置するためだ。
新しい連結通路の建設は2022年11月に承認されたもので、地下20~25メートルの地点に、長さ90メートル、幅7・5メートル、高さ5・5メートルのトンネルを建設する予定だ。
新しい連絡通路はコンソラソン駅からパウリスタ駅に向かう人専用となり、従来の通路はパウリスタ駅からコンソラソン駅に向かう人専用となる。地下鉄公社では、新しい連結通路が完成した暁には1時間あたり1万8千人が利用することになると見ている。連結通路には、換気装置と通行者数確認のためのセンサーが設置される。
工事期間は3年間とされており、建設現場設置で利用できなくなる区間にある自転車専用レーンやタクシー乗り場、新聞販売店はベラ・シントラ街に移設される。ただし、この区間も歩道は確保されており、歩行者や自転車はこれまで通り、利用できる。
工事は最初が縦方向で、約20メートルの深さまで掘ったら横方向への工事が始まる。