マラニョン州=銀行強盗が篭城、銃撃戦=人質1人含む5人が死亡
マラニョン州で4日未明、銀行強盗が発生。強盗は医療サービスのバンに乗っていた人たちを人質にとって立てこもり、銃撃戦を展開。その結果、透析患者1人を含む5人が死亡した。5日付G1サイト(1)が報じている。
4日午前2時40分頃、マラニョン州シッチオ・ノヴォのブラデスコ銀行支店に7人組の強盗が侵入。金庫を爆発させるなどして現金強奪を図った。だが、すぐに軍警が駆けつけた。
強盗たちは逃げる途中で、人工透析を受ける必要がある患者たちを乗せていたバンに入り込み、患者らを人質にして立てこもった。
軍察は犯人たちと銃撃戦を展開。その結果、犯人の内4人と、バンの利用者だった60歳女性が死亡した。
さらに、バンにいた人の内、運転手を含む7人と、ヘリコプターで現地に駆けつけた軍警の内、操縦士が銃弾を浴びて負傷した。
負傷者の中には1歳7カ月の幼児も含まれており、重体のため、ヘリコプターでインペラトリス市の病院に運ばれた。運転手も重体で、ポルト・フランコ市の病院に入院中だ。