GSI新長官にアマロ氏=ゴンサウヴェス氏の後任

4日、大統領府安全保障室(GSI)の次期長官としてマルコス・アントニオ・アマロ・ドス・サントス氏(65)が就任した。同日付G1サイト(1)などが報じている。
アマロ氏は陸軍の予備役で、予備役になる前は陸軍の最高位の大将となり、南東部の陸軍司令官も務めた。
同氏はジウマ政権時代にGSIのメンバーを務めた経験があり、ジウマ氏が趣味のサイクリングを行う際は、自転車で伴走していたことなどが広く知られている。
アマロ氏は4月に辞任したゴンサルヴェス・ジアス氏の後任としての就任となる。ゴンサルヴェス氏は4月19日に、1月8日の三権中枢施設襲撃事件の大統領府内部の映像が公開された際、GSIの部下が襲撃者を大統領府内に案内する映像などと共に、自身の姿も映し出されて騒動になったことで、自ら辞任を申し出た。
ゴンサルヴァス氏が辞任した後は、1月8日の襲撃事件後、連邦直轄区の治安面の統括責任者を務めた法務省のリカルド・カッペリ氏が長官代行を務め、内部の人員整理などを行っていた。