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サンパウロ州=気象警報センターを設立=災害時の情報の精度求め

2025年1月25日

発表式の模様(Governo De SP)
発表式の模様(Governo De SP)

 サンパウロ州政府は22日、自然災害に対するリスク管理能力を高め、緊急警報を発令するためのセンターの創設を発表した。同日付テラ・サイト(1)が報じている。
 このセンターはサンパウロ州気象レーダー警報センター(CePRAM)と命名され、防災局の傘下に置かれる。同センターはサンパウロ州政庁内に拠点を置かれ、州内7カ所の気象レーダーから受け取った情報を、気象学者、水文学者、地質学者らが一元化した上でチームで分析し、統括する部署となる。
 同センターの職員は非常事態管理センター(CGE)のメンバーも兼ねる。CGEが災害対策上の行動を指揮する一方で、CePRAMは中短期的な気象状況に関する報告を行い、それに基づいた警報を州民に対して発する役目を担う。
 レーダーは州内の様々な地点に設置されているが、その管理は、サンパウロ総合大学(USP)やサンパウロ州立大学(Unesp)、カンピーナス総合大学(Unicamp)などの大学機関を含む各当局によって分割される。その目的は、緊急の事態に対してより正確な情報を出せるよう、精度を高めるためだ。
 サンパウロ州政府はこの日、サンパウロ州気候変動委員会(Cemc)も発足させている。


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