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マリエレ事件=ドミンゴス被告の勾留継続=最高裁第1小法廷、満場一致で

2024年11月20日

ドミンゴス被告(Reproducao)
ドミンゴス被告(Reproducao)
 最高裁第1小法廷は18日、2018年3月に起きたマリエレ・フランコ・リオ市議殺害を命じた嫌疑のあるドミンゴス・ブラゾン被告に対し、勾留継続を維持することを満場一致で決めた。同日付G1サイト(1)が報じている。

 今回の審理は本件報告官のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事が9月末に、マリエレ氏殺害に関与したとされるドミンゴス&シキーニョのブラゾン兄弟、さらに元リオ市警トップのリヴァルド・バルボーザ被告らの勾留を延長する司法判断を行ったことに対し、弁護側が控訴したものだった。弁護側は第1小法廷での審理でモラエス判事の判断が変わることを期待していた。
 だが、この日の審理でも、モラエス判事は「まだ勾留を継続させなくてはならない状況だ」との判断を示し、フラヴィオ・ジノ、カルメン・ルシア、クリスチアーノ・ザニン、ルイス・フクスの4判事が賛同。5対0の満場一致で勾留継続が決まった。
 ドミンゴス被告は現在、ロンドニア州の連邦刑務所に勾留されているが、事件当時はリオ州会計院判事で、リオ市西部に強い利権を持っていたことで知られ、マリエレ氏殺害を命令した張本人の疑いが持たれている。

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