ADESC=児童絵画ワークショップに100人=迫田さん指導、農拓協支援に感謝

ADESC(農協婦人部連合会、飯田ミリアン会長)主催の毎年恒例の児童絵画ワークショップが18日、サンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館で開かれた。
ワークショップには、聖南西地域などサンパウロ州各地日本語学校の6歳から15歳までの生徒ら約100人が参加。例年、午前と午後に分かれて実施されてきたが、今年は午前中のみの開催で各校の生徒の申し込みも多かったという。
ワークショップでは、画家の迫田綾子さんが生徒の年齢別に壁に貼った画用紙に手本を描き、参加した生徒たちは手本を見ながら熱心に筆を動かしていた。
ADESCによると同イベントは、一般社団法人・家の光協会主催の「世界こども図画コンテスト」の練習も兼ねており、一昨年には伯国からコンテストに応募した生徒の作品が金賞に選ばれている。
また、これまで同イベントにかかる経費約6000レアルはADESCが負担していたが、今回初めてブラジル農業拓殖協同組合中央会(農拓協、岡村エミリオ会長)が5000レを資金援助。ADESCでは農拓協への感謝の気持ちを表していた。