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5歳未満児の死亡数半減=乳児死亡率は28年間で最低に

2024年3月29日

沐浴中の新生児(ブラジル・エスコーラ・サイトより)
沐浴中の新生児(ブラジル・エスコーラ・サイトより)

 Umane協会のプラットフォームであるプライマリー・ヘルス・ケア観測所によると、ブラジルでは2000年から2022年の間に、5歳未満児の子供の死亡数が51・5%減少したと25日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。同協会のプラットフォームは保健省の死亡率情報システムに基づいている。
 それによると、2000年の場合、5歳までの死者数は、出生児305万3553人に対して79473人だった。これに対し、2022年は、256万1922人に対して3万8540人だった。同じ期間中の出生1千人あたりの死亡率も、26人から15人に低下した。
 だが、2022年の数字は過去最少ではない。2020年の5歳未満児の死亡率は出生1千人あたり13・2人、2021年は13・8人だった。
 保健省が22日に発表したデータも、乳児死亡率が低下傾向にあることを示している。2023年は、予防可能な原因による乳児(1歳未満)死亡率と胎児死亡率が過去28年間で最低を記録した。
 乳児・胎児死亡率監視委員会の暫定データによると、昨年の死者数は2万200人で、1996年の統計開始以来、最少だった。この数字は、1歳未満の死者数が統計開始時の5万3100人と比べて62%減少したことを示している。
 保健省によると、この期間中で、乳児と胎児の死亡数が最も急激に低下したのは2006年と2007年だった。2006年は3万4千人、2007年は3万1900人の乳児と胎児の死亡が報告されている。
 保健省によると、予防可能な死亡とは、免疫予防措置、妊娠・出産中の女性と新生児への適切なケア、または正しい診断によって防ぐことができる死亡を指しているという。
 乳児や5歳未満児の死亡率は当該国の生活の質を示す指数の一つだ。


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