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ボルソナロ三男、委員会中にあわや乱闘=PT下議からの野次に激昂

2023年4月20日

 19日、下院の労働委員会で開かれた公聴会で、ボルソナロ前大統領三男エドゥアルド下議(自由党・PL)が自席を飛び出し、自身を挑発したルーラ大統領の労働者党(PT)の議員に食ってかかる緊迫した事態が生じた。19日付G1サイト(1)が生じている。
 最初のきっかけはエドゥアルド氏が2018年の大統領選の際に起きた父ジャイール氏のミナス・ジェライス州での刺傷事件をあげ、「左派には騙されないぞ。父を刺したのは社会主義自由党(PSOL)の関係者だ」と語ったことだった。
 会場の様子を映していたカメラのマイクからは音声が確認されていないが、この直後にPTのマクロン下議がこの刺傷事件(ファカーダ)を「嘘(フェイク)」と呼んだのを小耳にはさんだため、エドゥアルド氏が激昂。猛烈な剣幕で自席から飛び出し、マクロン氏に迫った。
 2人の周囲にいた議員たちが驚いて立ち上がり、2人を引き離した上でなだめたため、事態は収拾された。
 この一件の後、アルトゥール・リラ下院議長は改めて、「バイシャリア(幼稚な中傷合戦)を終わらせなくては」と語っている。
 同議長は下院で繰り返されるバイシャリアを快く思っておらず、倫理委員会を開くことを考えているといわれていたが、PTも同件でエドゥアルド氏を倫理委員会に訴える意向だ。


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