連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第124話

 特に今回の東国原英夫知事は今日本で大人気の知事とあって、実行委員長の吉加江さんと会長の私はその責任の重さに押しつぶされそうになりながら頑張った。予算二十七万レアイス、収入三十一万レアイス。
・八月二十五日 宮崎県人南米移住史(徳永著)ポルトガル語訳版出版祝賀会開催
・九月五日 白旗豊君の結婚式(イビウーナ教会)
・十月二日 検血、検尿、超音波検査を行った。前立腺PSA数値一、八七、コレステロールが二四八で少し高いので薬(シンバスタコール)を腹用することにした。
・十月十三日 第七回目の訪日である。この度の主目的は知事ご一行の訪伯に対する答礼訪宮である。それに祖先の墓の整理移転法要であった。県への答礼訪問は黒木夫妻、吉加江夫妻、高橋久子副会長の五人で、私達夫婦は二人は訪日の途中カナダのトロントとバンクーバーに立ち寄り、紅葉真っ盛りのナイヤガラ等観光楽しんだ。トロントでは中山ご夫妻、バンクーバーでは西リンダ天理教会長さんにお世話になった。また、日本では北海道の札幌と小樽の観光を五人で楽しんだ。最高であった。
 又、この旅で弟三美の墓参りと美佐子の長姉亮子の交通事故での意識不明の見舞いなどに行った
・十一月十五日 訪日より帰伯(エアカナダ)三十三日間の旅。
・十二月十五日 土田カイオ稔、国府クラウジオ勇県受け入れ農業研修生出発
・十二月一七日 猪俣貴則、倉本陽造県派遣農業研修生着伯
・十二月二十一日 SBCのフラヴィオ医師に前立腺(プロスタタ)の指触診で少しガンの疑いがあると言われ、もっと精密検査をと言うことで、来年早々に向けて調べることにしている。

最新記事