卓球バレー=「南米での普及活動活発に」=堀川副会長8回目の来伯

卓球バレーの道具を手に持つ堀川さん

 日本卓球バレー連盟の堀川祐二副会長(65、岡山)が昨年11月29日に来伯し、サンパウロ市などで卓球バレーの普及活動を行った。12月1日に編集部を訪れ、活動の様子を語った。
 卓球バレーは、障害者や高齢者も楽しめるスポーツとして日本で発祥した。卓球台中央に張られたネットの下部分を、ピンポン玉が通る程度に浮かせ、ピンポン玉をネット下を通るように弾き合う。座りながら競技することが可能で、ピンポン玉には転がると音が鳴る「サウンドボール」を使用する。
 堀川さんは今回で4年3カ月ぶり8回目の来伯。サンパウロ市のアニェンビ・モルンビ大学体育学科や日系障害者施設「希望の家」、国際交流基金、JICA、ゴイアニア市のゴイアニア日伯協会などで講演や実技指導を行った。来伯前にはアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイで普及活動を行った。

講演する堀川さん

 堀川さんは「コロナ禍が続き、なかなかブラジルに来ることができなかったが、無事来ることができてよかった。卓球バレーは誰でも楽しめるスポーツなので、これからも南米での普及活動を活発にしていきたい」と語った。
 堀川さんの技術指導の様子は、ブラジルの卓球団体「Ateme」のユーチューブページ(https://www.youtube.com/watch?v=Z_zpDpFHsL8)で見ることができる。

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