入居者ら運動会楽しむ=カンポスさくらホーム

運動会の前に準備運動を行う入居者たち
運動会の前に準備運動を行う入居者たち

 新型コロナウイルスの感染拡大も少しずつ収まりつつある中、各地では運動会シーズンを迎えている。サンパウロ州カンポス・ド・ジョルダン市にある日伯援護福祉協会傘下の老人施設「さくらホーム」でも4月26日、20人ほどの入居者と職員がホームと隣接する「さくら公園」内で第14回運動会を楽しんだ。
 ちょうどこの日は、さくらホームへの国際協力機構(JICA)助成による施設増改築お披露目式も行われ、岩本アレシャンドレ施設長はお披露目式の合間を縫って運動会にも参加。「皆さん、頑張りましょう」と激励した。
 運動会前の準備運動を指導したのは、入居歴35年の小林いさこさん(74歳、群馬県出身)。参加した入居者たちは小林さんの動きに合わせながら、体を捻ったり伸ばしたりしていた。

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