佳子さまがルーラ大統領表敬=「殿下お迎えする栄光に浴した」

佳子さまの手をしっかりと握るルーラ大統領(Foto: Ricardo Stuckert/PR)

 ルーラ大統領は11日(水)午後、秋篠宮佳子内親王殿下の表敬訪問を受けた。ルーラ大統領は自身のインスタグラム公式アカウントにおいて、「本年、ブラジルと日本は外交関係樹立130周年を迎えました。この節目を記念し、我が国は日本から秋篠宮佳子内親王殿下をお迎えするという光栄に浴しております。今回のご訪問はブラジル政府の招待によるもので、両国の長年にわたるパートナーシップをさらに深める大きな機会となっています」と投稿、記念年の意義を強調した。
 今回のブラジルご訪問は、日伯外交関係樹立130周年および「ブラジル日本交流年」に伴う記念行事の一環。交流年は、昨年5月に当時の岸田文雄首相が来伯した際に定められた。

佳子さまと並ぶルーラ大統領(Foto: Ricardo Stuckert/PR)

 11日付アジェンシア・ブラジルによれば会談にはマウロ・ヴィエイラ外務大臣が立会い、その中でルーラ大統領は、今年3月に自身が日本を訪問した国賓としての経験に言及し、日本の皇室が両国関係の発展に果たしている役割を高く評価している旨を述べた。
 佳子内親王殿下は、ブラジル国民からの温かい歓迎に深い感謝の意を表すとともに、同国の自然の美しさに感銘を受けたと述べられたと報じた。

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