
秋篠宮佳子内親王殿下(以下、佳子さま)は8日、パラナ州マリンガ市のマリンガ文化体育協会(ACEMA、シオザキ・アフォンソ会長)をご訪問され、日系人及び日本とゆかりのある若者約23人とご引見された。
ご引見には日本語学習者や元留学生、県文化団体、ACEMA若太鼓、最強よさこいソーラン、ロンドリーナの一心太鼓、JICA協力隊ボランティアらが参加した。
若太鼓副部長のエイモリ・ヨシアキさんは佳子さまから、若太鼓に参加したきっかけや、太鼓の魅力、指導者として何を心がけているかを尋ねられたという。ヨシアキさんは「最初、とても緊張しましたが、佳子さまは優しく話しかけてくださり、お話しを通じて活動への活力を頂きました」と感想を語った。

アナ・カロリーナ・コンス・バシーラさんは文部科学省国費留学(MEXT)で信州大学へ留学し、博士課程を修了。現在はブラジル人向けに日本の大学試験対策事業を行なっている。ご引見では自身の経歴や現在行っている事業の内容紹介を日本語で行った。アナさんは「佳子さまが部屋に入った瞬間、部屋の空気がとても明るくなったのを感じました。私が緊張して言葉を間違えてしまった時もこちらが焦らないようしっかりと話を聞いてくださり、とても素敵な方だと思いました」と語った。