金融取引税=議会と財相が真っ向対立=下院議長が代案要求するも=ムーディーズ評価下げる

アルコルンブレ、モッタ両院議長(Reproducao)
アルコルンブレ、モッタ両院議長(Reproducao)

 22日の予算凍結(財政支出削減)発表時に同時に発表されて以来、諸方面から反発や批判が起きている金融取引税(IOF)に関し、連邦議会が10日以内に代案を出すよう強く求めたのに対し、フェルナンド・ハダジ財相が引き下がらず、対立状態となっている。この不安定な財政状態を受け、格付け会社ムーディーズは30日、ブラジルの評価を「ポジティブ」から「安定的」に引き下げた。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

最新記事