リオ・ブック・ビエンナーレ=漫画家ながべ氏参加へ

日本人漫画家ながべ氏

 10カ国語以上に翻訳され、世界で110万部以上販売されている漫画『とつくにの少女』(ポ語名「A Menina do Outro Lado)の作者、日本人漫画家ながべ氏が、6月に開催されるリオ・ブック・ビエンナーレ(Bienal do Livro Rio 2025)の公式ゲストとして招待を受け、ブラジルの読者と交流する予定だ。昨年11月に聖市で行われたファン交流イベントに続き、2度目の来伯となる。
 ながべ氏は6月22日(日)13時から、リオセントロ内の「Palco Apoteose Shell」ステージで行われるトークショーに参加する。同ビエンナーレはラ米最大の文学イベントで、10日間に60万人以上の来場者がある。読者が憧れの作家に会ったり、本と触れ合う機会を提供するイベントだ。
 同ビエンナーレは6月13日(金)~22日(日)の間にリオセントロ・コンベンションセンターで開催される。入場券はサイト(www.bienaldolivro.com.br)で販売中。ながべ氏の参加する日程や詳細は近日中に同ビエンナーレの公式サイトやSNSで公開される。
 日本の作者が同ビエンナーレに参加するのは、漫画家の伊藤潤二さんがリモート参加した2021年以来で、4年ぶりとなる。

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