
サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)の4月定例役員会が、24日午前9時半からサンパウロ市リベルダーデ区の援協4階会議室とオンラインで開かれた。
3月分会計では、104万7309レアルの黒字(日伯友好病院は別会計)が報告された。
事務局報告では、3月の部門別寄付が19件で5万4045・82レアル。物品寄付は30件だった。
議題では、4月26日の援協及び日伯福祉援護協会の定期評議員会・定期総会について、2024年度事業報告書と決算書の審議・承認がそれぞれ行われた。また、延期されていたサンミゲル・アルカンジョ市による税田会長への市民賞授賞式が、6月5日に行われることも報告された。
各委員会報告では、3月の会員総数が5148人(正会員328人、賛助会員4820人)で、会費総額は3万6794レアルだった。なお、援協4階にある会員課の事務所が、4月22日から同じ4階の「01号室」に移った。
各施設報告では、3月の巡回診療が2日にアルジャー(受診数27人)、8日にモジ・ダス・クルーゼス市セントロ(45人)、9日に沖縄県人会サント・アンドレ支部(33人)、15日に沖縄県人会サンマテウス支部(15人)、16日にリベイロン・ピーレス(28人)、22日にイビウーナ(31人)、30日にソロカバ(20人)でそれぞれ実施されたという。
また、日本移民117周年を記念した「第16回高齢者無料検診」が6月14日、15両日に行われることも発表された(詳細は別記事)。
援協傘下病院の3月の診察数は、日伯友好病院=5万635件、サンミゲル・アルカンジョ病院=5269件、イタペチニンガ病院=2万1170件。
福祉部の3月の訪問内訳は523人(男性67人、女性456人)で、月間受付延べ数は1793人だった。
各施設の3月25日現在の入居者数は次のとおり。
あけぼのホーム=41人。イペランジアホーム=32人。サントス厚生ホーム=55人。さくらホーム=24人。