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州別世論調査=ゴイアスとパラナで最高=サンパウロ州6割支持、リオ「悪い」

2025年3月1日

左から、カイアド知事(GO)、ゼマ知事(MG)、ラチーニョ知事(PR)(Fotos: Marcelo Camargo/Agência Brasil,Gil Leonardi/Agência Minas ,Marcos Corrêa/PR)
左から、カイアド知事(GO)、ゼマ知事(MG)、ラチーニョ知事(PR)(Fotos: Marcelo Camargo/Agência Brasil,Gil Leonardi/Agência Minas ,Marcos Corrêa/PR)

 世論調査会社のジェニアル/クエスチは2月27日、八つの連邦自治体政府の支持率に関する調査結果を発表した。ゴイアス州(GO)とパラナ州(PR)の支持率は、86%と81%と非常に高く、バイア州では前回調査から7%ポイント(PP)上昇して改善が見られた一方、リオ州は不支持率が48%に達し、唯一、不支持が支持を上回ったと、2月27日付G1サイトなど(1)(2)(3)(4)(5)が報じた。
 同調査は2月19〜23日に、サンパウロ州、リオ州、ミナス・ジェライス州、ペルナンブコ州、バイア州、ゴイアス州、リオ・グランデ・ド・スル州、パラナ州の8州で、16歳以上の有権者(各州で1104〜1482人)を対象に行われた。サンパウロ州での誤差は上下2%PP、それ以外の州では上下3PPで、信頼度は95%だ。
 サンパウロ州のタルシジオ・デ・フレイタス知事(共和者・RP)による政権支持率は昨年12月と同じ61%を維持。不支持率は2PP増の28%だった。特に注目すべきは、企業誘致に対する肯定評価が49%と高く、インフラと交通分野でも45%の肯定的な評価を得ている点だ。一方、治安と医療分野では評価が低く、治安に関しては34%が否定的、医療では32%が否定的な評価を下した。
 政権評価が一番高かったのは、ゴイアス州のロナルド・カイアド知事(ウニオン)で、86%から支持され、不支持はわずか9%に止まった。高評価の理由は、治安(74%)と教育(72%)に関する評価が非常に良好であることに起因している。最も低い評価を受けている医療分野でも肯定的評価は50%、否定的評価は20%と、全ての項目で肯定的な評価が否定的な評価を上回った。
 一方、リオ州のクラウジオ・カストロ知事(自由党・PL)は、不支持が48%で、支持の42%を上回った。さらに、62%が州の状況を他州より「悪い」と感じており、18%は「改善している」、45%は「停滞している」と回答。また、治安分野では59%が否定的評価を下した。ただし、企業誘致に関しては30%が肯定的に評価した。
 ミナス・ジェライス州のロメウ・ゼマ知事(ノヴォ)は62%が支持し、不支持は30%だった。教育政策の評価が最も高く、50%が肯定的に評価。否定的評価は17%に止まった。また、企業誘致に関しても45%の肯定的評価を得、否定的な評価の18%を上回った。一方、インフラと交通分野では31%が肯定的に評価し、27%が否定的に評価した。最低評価だったのは医療で、37%が支持、25%が不支持だった。
 バイア州のジェロニモ・ロドリゲス知事(労働者党・PT)は、61%が支持、31%が不支持だった。特に好評なのは教育とインフラで、各々、50%と45%の肯定的評価を受けた。治安と医療の評価は比較的低く、否定的評価の割合が、各々、59%と32%だった。
 ペルナンブコ州のラケル・リラ知事(民主社会党・PSDB)の支持率は51%で、昨年12月の54%から3PP減少を示した一方、44%は不支持を表明。昨年12月の42%より増加した。最も高評価を得たのは教育分野で、肯定的な評価が57%、否定的評価は16%だった。低評価だった分野は、医療(肯定34%、否定33%)と治安(肯定34%、否定35%)だった。
 リオ・グランデ・ド・スル州のエドゥアルド・レイテ知事(民主社会党・PSDB)の政権運営は62%から支持されており、不支持は33%だった。また、比較的評価の高かったパラナ州のラチーニョ・ジュニオル知事(社会民主党・PSD)は、支持が81%、不支持は14%だった。


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