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正規雇用者=1月は13・7万人増=総数は0・29%増

2025年2月27日

デジタル版の労働手帳(© Marcelo Camargo/Agência Brasil)
デジタル版の労働手帳(© Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 労働省が25日、1月の正規雇用者数は13万7393人増え、前月比で0・29%増の4734万1293人となったと発表したと26日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 新全就労・失業者台帳(Novo Caged)によると、1月は、227万1611人が新規採用された。他方、解雇者は213万4308人で、正規雇用者が13万7303人増えた。
 また、24年2月~25年1月の12カ月間の累計では、165万785人増えたという。この間の新規採用は2574万3968人、解雇者は2409万3183人だった。
 初任給の平均は前月比で89・02レ(4・12%)増えて、2251・33レとなった。
 市場の一部からは雇用増が購買力向上と需要増によるインフレを招き、金利上昇に繋がるとの見方が出ているが、ルイス・マリーニョ労働相は、「なぜ、雇用増が問題なのか理解できない」と批判。「金利は中銀が監視すべき問題だ。インフレ抑制のために生産主体と話し合い、経済成成長に備え、生産増加を計画するべきだ」と語った。
 地域別雇用数は、南部が6万5712人(0・76%)、中西部が4万4363人(1・06%)、南東部が2万7756人(0・12%)、北部が1932人(0・08%)増えたが、北東部では2671人(0・03%)減少した。
 連邦自治体別増加数は、リオ・グランデ・ド・スル2万6732人(0・94%)、サンタカタリーナ2万3062人(0・9%)、マット・グロッソ1万9507人(2・07%)が目立つ。だが、リオ1万2960人(0・33%)、ペルナンブコ5230人(0・34%)、パラー2203人(0・22%)のように減少した州もある。


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