中国=鉱山採掘企業を買収=ウラン埋蔵地に懸念の声

アマゾナス州の探鉱地域(28日付オ・グローボの記事の一部)
アマゾナス州の探鉱地域(28日付オ・グローボの記事の一部)

 中国国有企業「中国有色金属貿易公司(CNT)」(親会社は中国有色金属鉱業集団公司)が、北部アマゾナス州でスズ採掘を行う「ミネラソン・タボカ(Mineração Taboca、以下、タボカ)」を3億4千万米ドル(約510億円、約20億レアル)で買収した。この地域には原子力エネルギー生成用の燃料として使用されるウランも豊富に埋蔵されていることから、一部で懸念の声も上がっていたが、今回の買収は、中国がブラジルの鉱業資源へのさらなる投資を強化する一環として行ったものだと、28日付オ・グローボ紙など(1)(2)が報じた。

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