パパガイオブラジル・南米 長引くINSSのストに高等裁が勤務命令 2024年7月26日 INSS(Rafa Neddermeyer/Agencia Brasil) 16日に始まった国立社会保障院(INSS)職員のストが収まらず、拡大の一途を見せている。現時点では、23州と連邦直轄区で約400の支所が扉を閉ざしている。状況を重く見た高等裁判所(STJ)のマリア・テレーザ・デ・アシス・モウラ長官は25日、INSSに対し、各支所の職員を最低85%勤務させるよう命じた。これは連邦総弁護庁(AGU)の要請に応じたものだ。年金や傷病手当受給などの問題もあるので、高齢者や傷病者には切実な問題だ。(1) 関連記事:INSS=63億レ不正横領発覚=ルーラがトップ解任=実兄関連団体に捜査INSS 疑惑=巨額年金着服で捜査=高級車や不動産続々=租税回避地に隠匿かINSS=被害者本人にアプリで通知=詐欺に注意、電話確認も可INSS不正疑惑=29団体で会員に違法割引=北東部等600万人が被害にINSS=不正控除の返還請求開始=初日に47万人異議申立てINSS=不正割引問題の対応拡大=30日からは郵便局でもINSS=24日から13カ月給支給=受給額や末尾番号に従ってルピ社会保障相=INSS不正知っていた=2023年6月の会議で浮上=高まる辞任への圧力 前の記事G20=リオ市での準備会合続く=富裕層への課税検討進む=飢餓対策の「世界同盟」も次の記事サンパウロ市幹線道路でバスとバイクが衝突 最新記事 【3日の市況】ブラジル株が初の14万1千ポイント台に到達=世界的なリスク選好で新興国に資金流入 最大級のサイバー攻撃発覚も 2025年7月4日 モッタ下院議長=ネット集中攻撃の標的に=大統領支持者の批判暴走=ルーラ「約束破った」で 2025年7月4日 メルコスル首脳会議=EFTAと自由貿易協定合意=EU含め、年内の正式締結期待 2025年7月4日 ルーラ=有罪軟禁中のクリスチーナ訪問=ミレイ大統領との会談はなしで 2025年7月4日 ボルソナロ前大統領=7月の予定を全てキャンセル=ウイルス性肺炎の疑いがあり 2025年7月4日