パンタナル=巨大湿地で未曽有の火災=焼き畑原因、非常事態に

火災で焼失したパンタナルの植生の一部(Bruno Rezende / Governo de MS)
火災で焼失したパンタナルの植生の一部(Bruno Rezende / Governo de MS)

 世界最大級の熱帯性湿地パンタナルを抱えるマット・グロッソ・ド・スル(MS)州コルンバーは24日、黒煙に覆われ、見渡しても灰しか見えない状態の朝を迎えたと同日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。
 町ごと煙に飲み込まれた状況は隣のラダーリオ市でも同様で、朝一番に煤を掃除しても昼前にはまた掃除が必要となるという。「ここで暮らしていることが信じられない」「窓を閉めても部屋の中は煙の臭いが充満している」という住民の声が聞こえてくる。

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