「挑戦すべき課題は数多くあるが、一致団結してことにあたり、先人たちが紡いできた夢と理想を実現する」。２０日にサンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会ビル貴賓室で行われた、ブラジル日本都道府県人会（県連）２０２４年新執行部就任式で、新会長の谷口ジョゼ氏が挨拶を行った。
県連はブラジルの４７都道府県人会を束ねる組織として１９６６年に設立された。主な活動として、例年１８万人以上が訪れる世界最大規模の日本文化イベント「県連日本祭り」の主催や、地方日系団体向け日本祭りシンポジウムの実施、サンパウロ市イビラプエラ公園のブラジル日本移民開拓先没者慰霊碑の管理、日本移民の足跡を辿るツアー企画「県連移民のふるさと巡り」の運営などを行っている。
