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ランボルギーニがバイクに体当り=ロレックス盗まれ怒って追跡

ランボルギーニがバイクに衝突した事故現場(19日付G1サイトの記事の一部)
ランボルギーニがバイクに衝突した事故現場(19日付G1サイトの記事の一部)

 300万レアル(約9170万円)相当の高級車ランボルギーニの運転手が、身に着けていた20万レアル(約611万円)のロレックス腕時計を窓から通りすがりのバイク強盗に脅し取られ、怒って追いかけた末、犯人のバイクに車体をぶつけて信号機のポールにも衝突した。バイクが転倒して壊れた窃盗犯は、腕時計を持って徒歩で逃走し、現在も行方が分かっていないと19日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じている。
 この事件は18日の午後0時45分頃、サンパウロ市南部の高級地区イタイン・ビビのブリガデイロ・ファリア・リマ街の一角で発生した。64歳の経営者が運転する車が赤信号で停止したところ、バイクに乗った賊に拳銃で脅され、身につけていた高級腕時計ロレックスを奪われた。
 バイクはすぐに逃走したが、被害者はそれを追ってランボルギーニを加速させ、犯人が乗るバイクだけでなく信号機にも衝突した。バイクは横転し、被害者の車のフロントも大きく損傷した。さらに、信号機のポールが1本倒れ、もう1本が曲がった。
 追突事故後、犯人はすぐに立ち上がり、腕時計を抱えて、よろめきながらも走って逃走した。バイクと強盗に使われた32口径リボルバー、携帯電話が現場に残された。警察はすでに犯人をリアン・アヴァンソ容疑者(22歳)と特定して行方を追っているが、まだ所在はつかめていない。
 捜査によると、バイクは容疑者の母親名義で登録されており、ナンバープレートは偽造されていた。犯人はサンパウロ市南西部のタボアン・ダ・セラ市のギャングの一員で、他の犯罪で服役中だった。だが再犯者でないため半監禁制度(Regime semiaberto)の下で、日中に限り刑務所を出て特定のコミュニティで働くことが許可されていた。
 事件に巻き込まれたランボルギーニは2015年製で、所有者によると保険には入っていなかった。犯罪の恐れから車での外出は極力避け、イベントの際に展示するだけにとどめていたという。

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