カンポス・ネット総裁(Lula Marques/Agencia Brasil)
8日、中央銀行で通貨政策委員会(Copom)が開かれたが、先行き不透明感の高まりやインフレ懸念などから、経済基本金利(Selic)の引き下げのペースが従来の会合より控え目になり、0・25%ポイントの引き下げに止まり、年10・50%となった。同日付フォーリャ紙など(1)(2)が報じている。
過去6度のCopomでは0・50%Pずつの引き下げが続いていたが、今回の会合では、前回会合後に語っていた利下げペースを下回る0・25%P減と、引き下げにブレーキがかかった結果となった。