リオ・グランデ・ド・スル州豪雨=被災市84%、死者100人に=寒冷前線再来で不安も=損失額算出はまだ困難

ポルト・アレグレ市内の避難所の一つ(©Cesar Lopes/PMPA)
ポルト・アレグレ市内の避難所の一つ(©Cesar Lopes/PMPA)

 【既報関連】州全域を襲った未曽有の豪雨の後、新たな雨到来で、時間との戦いに追われているリオ・グランデ・ド・スル州防災局が8日、4月28日からの豪雨による死者は100人に増えたが、行方不明者は128人に減ったと発表した。連邦政府は家族向けの融資の準備なども行っているが、同州での被害は多方面に及び、損失額の算出は困難だ。
 レイテ知事が発生直後、救出作業を行うための人も資材も足りないと嘆いたほどの大水害の死者は100人に達した。また、負傷者372人、避難所には6・67万人、親戚や知人宅などには16・37万人、被災市は84%にあたる317で、被災者は140万人超と増加が続いたが、行方不明者は132人から128人に減った(8日付G1サイトなど(1)(2)参照)。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

最新記事