サンパウロ市必見の15カ所紹介=意外に多い歴史観光名所

サンパウロ市立劇場(Wilfredor, via Wikimedia Commons)
サンパウロ市立劇場(Wilfredor, via Wikimedia Commons)

 文化的な豊かさと多様性を持つサンパウロ市には歴史、芸術、自然、エンターテイメントが融合した多くの観光名所がある。訪れる人々に唯一無二の体験を提供している市内の必見スポット15カ所を1月25日付テラ・サイト(1)が紹介した。
(1)【州立ピナコテッカ美術館】1905年設立で、国内で最も古い美術館の一つ。19世紀にさかのぼる膨大な国内美術のコレクションを所蔵。市内中心部に位置し、立派な外観が目を引く建物はかつてサンパウロ工芸学校だった。
(2)【アフロ・ブラジル博物館】2004年10月23日に設立され、15世紀以降に制作されたアフリカとアフロ・ブラジルの文化を代表する5千点以上の作品を所蔵。1950年代にオスカー・ニーマイヤーが設計したイビラプエラ公園の建築群のひとつ。カロリーナ・マリア・デ・ジェズス図書館も併設され、ブラジル、ラ米、カリブ海諸国、米国における大西洋奴隷貿易と奴隷制廃止に関する貴重なコレクションを含む約6800冊の出版物を所蔵。
(3)【州立レジスタンス記念館】かつてサンパウロ州政治警察(Deops)だった建物内にあり、独裁政権時代の記憶を保存。ブラジル史の暗部を回顧する展示や資料が展示されている。
(4)【サンパウロ動物園】野生動物の保護を目的とする同園では多様な動物が見られる。講演やガイドツアーなどの教育活動も行い、保全への取り組みを推進。毎日開園しており、全ての年齢層に教育的で魅力的な体験を提供している。
(5)【パウリスタ博物館】イピランガ博物館としても知られ、ブラジルで最も重要な博物館の一つ。2022年9月に大改装再オープンした。イピランガ独立公園内にあり、ブラジルの歴史、特に独立期に関する膨大なコレクションを所蔵。
(6)【カタヴェント博物館】産業展示会を開催するために建てられた建物を利用し、2009年にオープン。広さ8千平方米を超える施設内には約250のアトラクションがあり、展示やその他のインタラクティブな環境を通して、子供から大人まで科学的・文化的知識を楽しみながら学ぶ機会を提供している。
(7)【サンパウロ市立劇場】1903年に着工し、8年の歳月をかけ1908年に完成。調度品の大多数は欧州から輸入され、建築様式はイタリアのスカラ座を参照。その美しい建築と素晴らしい芸術公演の数々で現在も多くの人々を魅了している。
(8)【映像と音の博物館】映像と音に関する展覧や映画上映会などのイベントを開催。所蔵コレクションは映画、ビデオ、写真、音楽などの芸術作品と、芸術的遺産や口承伝承などの歴史的文献が融合している。
(9)【ポルトガル語博物館】2015年の火災により一時閉館したが21年に再オープン。地球上に2億6万人の話者がいると言うポルトガル語を様々な形で普及することに努めている。
(10)【イビラプエラ公園】オスカー・ニーマイヤーとロベルト・ブルレ・マルクスが設計したイビラプエラ公園は、緑地、湖、博物館、文化スペースを提供する都会のオアシス。野外活動や自然鑑賞に最適。
(11)【ヴィラ・ロボス公園】広大な緑地を有しハイキングやランニング、ピクニックなどの屋外活動が人気。スポーツ好きにはたまらない場所だ。
(12)【セスキ・ポンペイア文化センター】かつての工業団地に建てられた演劇、音楽、展示会、スポーツなど様々なアクティビティを提供する文化センター。いつも地元民で賑わっている。
(13)【ガレリア・ド・ロック】1963年にオープンしたセントロ名物のショッピングモール。最初はロック好きの集いの場として人気を博したが、現在は黒人文化やLGBTなどカウンターカルチャーに関連したレコード、洋服、アクセサリーなどの店が集まっている。
(14)【オルト・フロレスタル】市内北部に位置し、大西洋森林が豊かに残る敷地内にはオオハシ、オウム、リス、カピバラなど多様な動物や植物が生息する保護区だ。遊歩道、湖、レジャーエリアなどがあり、家族で出かけるのに最適な場所だ。
(15)【サンパウロ植物園】トレイルやテーマガーデン、豊富な植物コレクションがあり、サンパウロ市内にも関わらず都会の喧騒から離れて自然に浸れる空間。

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