潜在可能性高い果実生産=在来種改良と外来種導入で

2023年の果実生産量は前年の3倍に当たる、1億千万トンを超えた(13日付グローボ・ルラル・サイトの一部)
2023年の果実生産量は前年の3倍に当たる、1億千万トンを超えた(13日付グローボ・ルラル・サイトの一部)

 在来種の品種改良と外来種導入が両輪となって、ブラジルの果実市場の潜在的生産力に注目が集まっていると13日付グローボ・ルラル(1)が報じている。
 サンパウロ州のルイス・デ・ケイロス農業高等学校(Esalq)のセヴェリーノ・マチアス・デ・アレンカール教授によれば、ブラジルは地球上で最も多様な果物原種を持ちながら、それを十分に活用していない。「マッタ・アトランチカ(大西洋岸森林)だけで2千種類以上の原生果実を持っていると外国で話すと、誰も信じない。欧州と北米では新品種発見の可能性はほぼ枯渇状態」と指摘。

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